01 / 見直しのきっかけ

社内サーバには、サーバ以外のことも考える必要があります

社内サーバを運用するには、本体の性能や価格だけでなく、日々の管理から万一の復旧まで、いくつもの要素を継続して考える必要があります。

  • ハードウェア故障
  • 停電・UPS
  • バックアップ
  • 復旧
  • 火災・水害
  • セキュリティ
  • OS保守
  • 管理者不在
  • 担当者依存
社内サーバを中心に故障、停電、バックアップ、災害、セキュリティ、管理者依存のリスクを整理した図
「今まで問題なく動いてきた」ことと、「障害が起きても復旧できる」ことは同じではありません。

02 / 比較する

サーバ更新時に、置き場所まで考えてみる

次の更新方法は一つではありません。今の業務、予算、運用体制に照らし合わせ、それぞれの長所と検討事項を比較することが大切です。

01

社内設置を継続

使い慣れた構成を維持する

メリット

  • 既存構成を大きく変えなくてよい
  • LAN内で利用しやすい
  • 構成が理解しやすい

検討事項

  • ハードウェア管理
  • 電源・UPS
  • バックアップ
  • 障害対応
  • 災害対策
02

Azure / AWS等へ移行

パブリッククラウドを活用する

メリット

  • 物理サーバを所有しなくてよい
  • 柔軟なリソース変更
  • クラウドサービスとの連携

検討事項

  • 月額費用
  • ネットワーク
  • 既存アプリの対応
  • 運用方法
03

データセンターの仮想基盤へ移行

既存環境を活かして置き場所を変える

メリット

  • Windows Server等の既存環境を維持しやすい
  • 社内に物理サーバを置かない
  • バックアップやネットワークを含めて再設計可能

検討事項

  • 接続方式
  • 移行計画
  • 運用責任範囲
社内設置、パブリッククラウド、データセンター仮想基盤の3つの選択肢を比較した図

03 / 判断の軸

大切なのは「クラウド化」そのものではありません

重要なのは、業務を止めない、データを守る、障害時に復旧できる、無理なく管理できる、将来のIT変更に対応できることです。

企業ごとに適切な「置き場所」と「運用方法」は異なります。

04 / Before & After

社内に置かない、という選択肢

BEFORE

社内サーバとして運用

  • オフィス内にWindows Server
  • 社内LANから接続
  • バックアップも同一拠点
  • 停電・災害時は業務停止リスク
  • ハードウェア管理が必要

AFTER

データセンター側で運用

  • データセンター内の仮想サーバ
  • 事業拠点とは閉域ネットワークで接続
  • バックアップを分離
  • サーバ機器をオフィスに置かない
  • 運用を集約
社内設置のWindows ServerとバックアップをTOPLink HostとTOPLink Backupへ移すBefore After構成図

利用者から見れば従来の社内サーバのように使いながら、実際のサーバはデータセンター側で運用できます。

05 / 具体例

例えば、弥生のサーバを更新する場合

中小企業で長年利用されている業務システムの一つに、弥生のネットワーク製品があります。販売管理や会計業務は、企業にとって停止させにくい重要な業務です。

社内にWindows Serverを設置し、複数PCから弥生製品を利用している企業でサーバ更新時期が来た場合、従来通り新しい社内サーバへ入れ替える方法だけでなく、「弥生を利用するサーバ環境をデータセンターへ移す」という選択肢もあります。

06 / 移行イメージ

弥生を使い続けながら、サーバの置き場所を変える

弥生ネットワーク製品を使うWindows Serverを社内からTOPLink Hostへ移し、TOPLink Backupで保護する構成図

Before事務所 → LAN → Windows Server → 弥生ネットワーク製品

After事務所 → 閉域ネットワーク → TOPLink → TOPLink Host → 弥生ネットワーク製品 + TOPLink Backup

07 / 導入例

実際の導入例

企業規模20〜30名

導入前

  • 社内にWindows Serverを設置
  • 弥生販売を利用
  • サーバ更新時期が到来

実施内容

  • TOPLink HostへWindows Serverを構築
  • 弥生販売環境を移行
  • 閉域ネットワークで事務所と接続
  • バックアップを統合

導入後

  • 社内から物理サーバを撤去
  • サーバ運用をデータセンターへ移行
  • バックアップを含めた運用基盤を再構成

08 / Backup & BCP

サーバと一緒に、バックアップも考える

データセンターへサーバを移しただけでは、データ保護が完了したとは言えません。

重要なのは、バックアップ先を分離する、ランサムウェア等から保護する、必要な時に復旧できる、復旧方法を把握しておくことです。

TOPLink HostのWindows Serverを分離されたTOPLink Backupで保護する構成図

09 / TOPLink

サーバだけではなく、企業IT基盤全体を考える

TOPLinkは、企業の事業拠点ととくじコンピュータサービスのデータセンターを接続し、その先に必要なIT環境を組み合わせて利用するためのプラットフォームです。

顧客拠点から閉域ネットワークでTOPLinkへ接続し、Host、Backup、セキュリティ、AI、Microsoft 365、Azureを利用するプラットフォーム概念図
最初からすべてを導入する必要はありません。「社内サーバを移したい」というところから始められます。

10 / これからのIT環境

サーバ移行は、これからのIT環境を考えるきっかけになります

  1. 01社内サーバ移行
  2. 02バックアップ・BCP整備
  3. 03Microsoft 365活用
  4. 04端末管理・セキュリティ統合
  5. 05Copilot / RAG / AI活用
サーバ移行からバックアップ、Microsoft 365、セキュリティ統合、AI活用へ発展するロードマップ

まずは現状確認から

サーバの更新時期が近い、
という段階でも構いません

今の構成を確認し、社内設置・クラウド・データセンターを比較しながら、無理のない次の形を一緒に考えます。

  • サーバ導入から5年以上経過している
  • Windows Serverが古い
  • 弥生サーバを更新したい
  • バックアップに不安がある
  • 社内にサーバを置き続けるべきか迷っている
  • Azureやクラウドと比較したい
  • Microsoft 365も含めてIT環境を整理したい