THEME 01
3拠点でファイルを共有できず、情報や書式が分散している
各拠点が個別のNASを利用していたため、同じ業務を行っていても拠点間でファイルや書式を共有できない状態でした。
課題の内容
本社と2支店では基本的に同じ業務を行っていましたが、各拠点にはそれぞれ独立したNASが設置されていました。
NAS同士は接続されていなかったため、他拠点のファイルを直接確認することができず、必要な情報をやり取りする際には個別にファイルを送付するなどの対応が必要でした。
また、拠点ごとにファイルが管理されることで、同じ用途の書式やドキュメントでも内容が異なるケースがあり、どのファイルが最新版なのか分かりにくくなるなど、全社的な情報管理が難しい状態でした。
提案方針
3拠点をTOPLinkで接続し、当社データセンター内のTOPLink Host上にWindows Serverを構築することを提案しました。
各拠点で個別にファイルを管理するのではなく、データセンター上のWindows Serverへファイルを集約し、3拠点すべてから同じ共有フォルダを利用する構成としました。
これにより、利用する場所にかかわらず同じデータ・同じ書式を参照できる全社共通のファイル管理環境を構築します。
この提案を採用いただいた理由
既存のNASの共有フォルダとの親和性が高く、利用者の操作方法を大きく変更することなく、3拠点で共通のファイル環境を利用できる点を評価いただきました。
インターネットVPNで各拠点を繋ぐことも考えられますが、Windows共有はネットワーク遅延に弱いプロトコルなので、インターネットVPNだと遅延が大きくて使えませんでした。TOPLinkは閉域網でネットワーク遅延が少ないので、Windows共有でも通常の利用に耐えうるパフォーマンスでした。よって、TOPLinkの採用する構成としました。
また、お客様はクラウドサービスのユーザーライセンス型料金に対して抵抗があったため、Microsoft 365などへ全面移行するのではなく、Windows Serverを共通基盤として利用する構成としました。
3拠点をTOPLinkで接続し、共通ファイルサーバをデータセンターに構築
- 本社・2支店の3拠点へTOPLinkを導入
- 3拠点と当社データセンターを閉域ネットワークで接続
- TOPLink Host上にWindows Serverを構築
- 各拠点のNASに保存されていた共通業務データをWindows Serverへ集約
- 全拠点から同じ共有フォルダを利用できる環境を構築
- 共通書式や業務ドキュメントを一元管理
3拠点で同じファイル・同じ書式を利用できる環境へ
本社・支店という場所の違いを意識することなく、3拠点から同じ共有フォルダを利用できるようになりました。
共通書式や業務ドキュメントもWindows Server上へ集約されたことで、拠点ごとに異なるファイルが使用される状況を改善し、全社で統一した情報を利用できるようになりました。
