THEME 01
10年前の業務システムを継続利用できる技術基盤へ移行したい
既存システムで利用している.NET Frameworkやミドルウェアが旧世代となり、今後の保守・セキュリティ・拡張性に課題がありました。
課題の内容
既存の業務システムは約10年前に開発され、.NET Framework 4.0を中心としたWindowsアプリケーションとして運用されていました。
長期間安定して利用されてきた一方で、基盤となるミドルウェアやフレームワークの世代が古くなり、今後も同じ構成で維持し続けることは難しくなっていました。
既存機能をすべてゼロから作り直すと、開発費用や業務確認の負担が大きくなります。
そのため、これまで蓄積してきた業務ロジックや既存資産を可能な限り活用しながら、将来の保守性・拡張性に対応できる新しい技術基盤へ移行する必要がありました。
提案方針
既存の業務ロジックを確認しながら、.NET Framework 4.0ベースのWindowsアプリケーションを.NET 8ベースのWebアプリケーションへ再構築することを提案しました。
新しいシステムはAzure上で稼働させることを前提とし、OS管理を必要とする仮想マシン中心の構成ではなく、Azure App ServiceなどのPaaSを利用する構成としました。
この提案を採用いただいた理由
既存資産を活かしながら、現在サポートされている技術基盤へ移行できる点を評価いただきました。
また、Webアプリケーション化することで、各端末へ専用クライアントアプリケーションを個別導入する必要を減らせることもメリットとなりました。
Azure PaaSを利用することで、サーバOSそのものの構築・パッチ管理・保守に必要な負担を抑えられる点も採用理由となりました。
.NET Framework 4.0から.NET 8へ業務システムを再構築
- 既存Windowsアプリケーションの機能・業務ロジックを調査
- 既存資産の再利用可能範囲を整理
- .NET 8へアプリケーションを再構築
- WindowsアプリケーションからWebアプリケーションへ変更
- Azure上で稼働するアーキテクチャへ変更
- Azure App Serviceを中心としたPaaS構成を採用
- インフラとアプリケーションの責任範囲を整理
- 新環境に合わせてUI・操作性も見直し
10年前の業務資産を活かしながら、今後も継続利用しやすいシステムへ
既存業務ロジックを可能な限り活かしながら、新しい.NET 8ベースのWebシステムへ移行しました。
従来のWindowsアプリケーションからWebアプリケーションへ変更したことで、端末側の個別管理を減らしやすい構成となりました。
また、Azure PaaSを利用することで、従来必要だったサーバOSやミドルウェア基盤の管理負担も軽減しています。
